桜が満開の松山城に、徒歩で登ってきました。
これまで、「ロープウェイ」か「リフト」で何度か登ったことのある松山城
この日は、お天気も良いので夫と3才の息子の家族3人で歩いて登ることに。
のんびりと森林浴をしながら松山城へ登るのも、とても良いものでした。
そこでこの記事では、「ロープウェイ」や「リフト」に乗らないで
徒歩で、桜満開の松山城へ登った体験や感想などを綴っていきます。
ぜひ、ご覧ください。
桜満開の松山城へ歩いて登ろう!
松山城のロープウェイ・リフト乗り場と利用料金
さすが愛媛の観光スポット、松山城
ロープウェイ・リフトのチケット売り場には沢山の人で賑わっていました。
山頂駅までの所要時間は、ロープウェイが約3分、リフトが約6分
ロープウェイ・リフト (共通料金)
往復券 | 片道券 | |
---|---|---|
大人 | 520円 | 270円 |
子供 (小学生) | 260円 | 140円 |
●リフトは1人乗り、小学生未満の子供は乗車不可
●小学生未満の子供は、大人1名につき2名まで無料
私たち夫婦2人と3才の息子1人なので、ロープウェイかリフトに乗る場合
520円 (大人) ×2人=1,040円の料金がかかりますが、今回は歩いて登るため無料です。
松山城どこから登る?登る時間は?
徒歩での登城ルートは、全部で4つ
今回は、一般的なルートである東雲口登城道でいきます。
徒歩での所要時間は、天守まで約30分
ロープウェイ・リフト乗り場を後に、もう少し坂を上へ登ると駐輪場があります。
そして、松山城を築いた戦国武将「加藤嘉明」の銅像もあり、隣の桜も満開です。
ロープウェイやリフトに乗らないで、松山城へ歩いて登ろう!
やって来ました、東雲口登城道
先ずは、この石段を登って行きます。
石段を登ると正面に「東雲神社(しののめじんじゃ)」の入り口が見えますが
左側にある道へ
登っていると歩道の左側下に見えてきたのは、ロープウェイ・リフト乗り場
ロープウェイとリフトがすいすいと登って行く姿を横目に、我々はのんびりと歩いて登って行きます。
後ろを振り返ってみると、結構な坂
ちょっと疲れてきたので、坂道を後ろ向きで歩いてみたり (良い子はマネしないでね)
木々の隙間から見える松山の街並みを眺め、また歩いていたら
もうすぐで長者ヶ平に到着です。
東雲口登場道と県庁裏登場道が合流する、長者ヶ平
ロープウェイ・リフトの降り口 (山頂駅) もこちら
トイレも完備してあり、安心です。
山頂駅の長者ヶ平で一服、ソフトクリームを食べる
ひと休みすることができる、甘味とお土産のお店「六実庵」
息子が「疲れた~」と言うので、ソフトクリームを食べることに
ソフトクリーム 400円
ロープウェイとリフトに乗らなかったので、浮いたお金でソフトクリームを食べることができました(笑)
こちらでは、坊ちゃん団子などの甘いものから、自慢のうどんなどを飲食できるほか
松山銘菓やみきゃんグッズなどのお土産、柑橘系のお菓子も沢山販売されています。
山頂駅の長者ヶ平から、本丸を目指す
長者ヶ平から、天守入口までは徒歩で約10分
壮大な石垣を眺めつつ、本丸を目指して歩きます。
この門は「戸無門」と呼ばれ、当時から門扉がなく防備の要である「筒井門」へ敵軍を誘いこむための戦略的な意味合いで設置されたのだそう
そして「戸無門」を通過後、道なりにこちらの「筒井門」を通過したのですが、
実はこの「筒井門」の右側、石垣の陰に「隠門」があったようで (4度目の登城なのに知らず、ブログを書いている時に発覚)
「隠門」の役割は、敵軍の注意を「筒井門」に向けさせ「筒井門」を破ろうとする敵軍に対し、「隠門」から将兵を出し、敵軍を背後から襲う戦略で設置されたのだとか
敵軍からの侵略に備え、よく考えて設計されているんだなぁと感動!
次回、松山城へ登る際には「隠門」ちゃんと確認しようと思います。
こちらにも見事な桜
写真撮影の人気スポットになっていました。
こちらには、「金亀城 (きんきじょう)」の案内板
松山城は、標高132mの山(勝山)の上にあり、別名「勝山城」または「金亀城」とも呼ばれています。
「金亀城」の名前の由来は、築城の際、山麓の内堀の深い淵に「金色の亀」が棲んでいたという伝承にちなみ「金亀城」と呼ばれるようになったそうです。
そして本丸へ侵入する最後の難関
「太鼓門」を通過!
ここを通過すれば、天守まではもうすぐ。
桜が満開の松山城で、最高のお花見
本丸へ到着です。
ここ本丸広場では、満開の桜に囲まれた松山城天守を眺めることができます。
「桜の花びら」と「松山城」
花びらが風に舞って、とってもキレイ
お城下には、城山公園と松山の街並み
松山城のマスコットキャラクター「よしあきくん」もいました。
こちらで松山城をバックに「よしあきくん」と記念写真を撮ると、天守も入って思い出写真の出来上がりですね。
松山城天守観覧券
大人 | 520円 |
子供(小学生) | 160円 |
松山城は、日本で12か所しか残っていない「現存12天守」のうちのひとつ、江戸時代以前に建造された天守を有する城郭の一つです。平成18年に「日本100名城」、平成19年には道後温泉とともに「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されました。
(松山城 | 基本データより引用)
前回の登城で、息子も天守まで登っていたため
今回は、お花見が目的なので天守には登らないことに。
本丸広場で、ゆっくりとお花見を楽しみます。
本丸広場の桜は、一部葉桜になっていた木もありましたが、とてもキレイで良いお花見をすることができました。
お花見を楽しんだ後は、再び歩いてお城を下っていきます。
11時頃に登城をはじめ、下へ降りたのが13時頃
約2時間のお花見でした。
まとめ|松山城へ歩いて登ると達成感も味わえる
3才の息子にとっては2度目、私にとっては4度目の松山城
歩いて登るのは、今回が初めての経験でした。
「ロープウェイ」か「リフト」のどちらかで登るものだと思い込んでいましたが、
歩いて登ってみると意外と簡単に登れ、歩くことで節約と健康維持にも繋がりました。
また本丸広場に到着し、松山城を眺めた時には清々しい達成感までも味わうことができ
何と言っても、満開の松山城の桜は最高にキレイでした!
松山城へ「ロープウェイ」や「リフト」に乗らないで
徒歩で登るのもいいものですよ~
ヒールのある靴では、しんどいかもしれませんが歩きやす靴なら大丈夫。
松山城へ徒歩での登城、ぜひ楽しんでみてくださいね。
松山城の基本情報
【所在地】 愛媛県松山市丸之内1
【電話】
松山城、ロープウェイ・リフト、東雲口駅舎に関すること
089-921-4873(松山城総合事務所)
受付時間 8:30~17:45
二之丸史跡庭園、城山公園(堀之内地区)に関すること
089-921-2000(二之丸・堀之内管理事務所)
受付時間 9:00~17:30
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。