【体験談】30代後半からの不妊治療④ 卵管鏡下卵管形成術

不妊治療について

こんにちは、ソラです。

前回、8月1日 初めて人工授精をして、”妊娠”という淡い期待を抱いていましたが、半月ほどで生理がきてしまい次のstepへ進むことになりました。

※人工授精について読みたい方はこちら

30代後半からの不妊治療③ 初めての人工授精

この時は『まぁ、初回だからこんなもんかぁ』という感じで落ち込む程ではありませんでした。

生理が来たので通院し、次回『卵管鏡下卵管形成術』を行うことになりました。

卵管鏡下卵管形成術とは?

卵管鏡下卵管形成術(Falloposcopic Tuboplasty:以下 FT)は、狭くなっていたり、詰まっている卵管へ、卵子や精子が通ることが出来るように卵管を広げる内視鏡治療の一つです。

カテーテルと呼ばれる細い管を 膣 ⇒ 子宮 ⇒ 卵管入口 まで挿入して、内蔵のバルーンで押し進め詰まった卵管を拡げるというものです。

卵管鏡下卵管形成術を受けるメリットは?

●卵管の詰まりが改善されることにより自然妊娠の確立が上がる。

●FT実施後は平均3~4カ月以内に妊娠することが多く、効果は約6カ月継続するといわれている。

●体への負担が少なく、日帰りの手術が可能。

●保険適応で高額療養費制度の対象となり、体外受精に比べて経済的負担が少ない。

●民間の生命保険会社で医療保険に加入していたら、多くの場合『手術給付金』の対象となる。

卵管鏡下卵管形成術を受けてみて

手術を受けるということが初めてだったので、若干緊張していました。

目の悪い私は、いつもコンタクトレンズをつけていますが決められた通り、当日はコンタクトレンズを外し、お化粧なしで病院へ向かいました。

病院へ到着すると、いつも不妊治療を受けている場所ではなく、産科の入院施設の方へ通されます。

まずは、病院指定の手術着に着替え、点滴を受けベットで休んでいました。

そして、いよいよ自分の番が来て手術室に案内され

入り口で

『〇〇番 ソラです。よろしくお願いします。』

と一礼

番号と名前を伝え、手術室に入ります。
(こちらの病院では、番号と名前を言う決まりになっています)

中へ入ると

『あー、手術室ってこんな感じなんだぁ』

と思いながらベッド周辺の器具やモニターなんかを眺めていました。

手術台に乗りライトを眺めていると、先生から

『がんばりましょうね!』

『では、麻酔入れていきますよー』

と声がかかり、それからは直ぐに意識が遠のいていきました。

ここから先の手術の記憶は、ありません。

麻酔のおかげですっかり寝入って、個室に帰ってくると少し意識がもどり

『気持ち悪いよー』

と、言っていたのを覚えています。

麻酔が切れたのと、生理痛のような鈍い痛みを感じていました。

それから、またしばらく寝て起きると痛みも治まっており、診察を受け問題なく手術が終わったことを聞き帰りました。

手術後は、少し出血していましたが普段通り過ごすことが出来ました。

気持ち

手術の前、先生から

『がんばりましょうね!』と声をかけていただき、

『はい、ありがとうございます』と会話をしたことで緊張がほぐれ

意志疎通もできました。

”私の体、お任せします”

という気持ちで、安心して委ねることが出来ました。

治療費

 

愛媛県松山市つばきウイメンズクリニック費用

 

個人的に加入している保険会社へ手術の申請し 60,000円の支給がありました。

前回、卵管鏡下卵管形成術のため生理を調節する内服薬の支払を済ませているため、

併せるとトントンといったところで収まりました。

 

 

2016年9月のお会計メモ
日 付 支払い
9月 10日 56,700円

 

※上記は、当時の支払額です(基本的に10割負担)
令和4年4月から不妊治療は保険適用されています

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

(つづく)

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