西予市宇和町の「道の駅 どんぶり館」横に開園した大型児童公園
「西予ちぬやパーク（=西予児童公園）」で、9月の三連休に4才の息子と遊んできました。
そんなに大きな公園ではありませんが、その分、見通し・風通しが良く
新しい木製の遊具は子どもたちに大人気で沢山の家族連れで賑わっていました。
そこで今回の記事では、実際に遊んできた「西予ちぬやパーク」の木製遊具をはじめ
設備やトイレ、土日の混雑状況などについても詳しく解説していきます。
ぜひ、ご覧ください。
西予ちぬやパーク アクセス・駐車場
2023/9/3に開園した「西予ちぬやパーク」は、西予宇和ICから車で約2分ほどの距離
「道の駅 どんぶり館」の横にあります。
「ようこそ！ちぬやパークへ」と書かれたゲートをくぐると、そこには無料の駐車場。
駐車場はたくさんあるのですが、この日は、開園したばかりの三連休ということで
朝10時半頃には、満車状態。
そこで、奥にある芝生の第2駐車場へ駐車することに。
そして駐車場の看板には、ルール・マナーのお願いが書かれています。
駐車場から見た「道の駅 どんぶり館」側
駐車場の目の前は、公園です。
それでは早速、行ってみましょう。
西予ちぬやパーク 新しい木製遊具とユニバーサルゾーン
「西予ちぬやパーク」のマップを見ると、メインの大型木製遊具『せいよジオ-SANPOH！』を囲むようにして
時計周りで『ターザンロープ』→『ミノムシハウス』→『ゴンドラ』→『四連ブランコ』→『パネルあそび』が設置され
『ユニバーサルゾーン』を挟み、小高い丘の上に『二連ブランコ』があるという配置。
メインの大型遊具を含む7つの木製遊具と、ユニバーサルゾーンの構成から成り立っています。
それでは、実際に遊んできた感想を交えながら一つずつご紹介していきます。
せいよジオ-SANPOH！｜メインの大型複合遊具
こちらが、メインの大型複合遊具『せいよジオ-SANPOH！』
おもしろいネーミングですが、確かに小さいお子さんなら、登ったり降りたり、くぐったり
色々な地形を圧縮して体験できる、散歩道になっているかも。
そして、中央部分にあるのは、大きめの滑り台
この滑り台、普通の滑り台と違い、角度が急なんです。
言うなら、フリーフォールのように落下する感じのモノ。
4才の息子には、まだ怖かったらしく
滑る前に、かなり気持ちを整えていました。（笑）
続いて、隣にあるのは、普通のローラー滑り台
ボルダリングもあります。
グルっとわまって反対側
こちら側にも、角度の急な、大きめの滑り台があります。
そして、遊具の中の上の方は、やはり狭い。
大人はやっと、、、付いて行くといった感じ。
（最初は念のため、危なくないかを見るために、息子に付いて一緒に登りました）
上の方の小屋の部分には、板の間から鉄製の棒が出ていて、息子が触っていて
「何だろう？」と思っていたんですが、コレは望遠鏡が付いていたんですね。
（上にいる時は混んでいて、ゆっくりと周りを見たりする余裕が無かったのですが
後で写真を見返すと、鉄製の棒をのぞき込んでいるお子さんがいたので）
行かれる方は、ぜひ『望遠鏡』をチェックされてみてくださいね！
『せいよジオ-SANPOH！』では、登り道があったり
縄で出来た筒をくぐったり
よじ登ったり
降りたりと
全身を使った遊びを体験することができます。
他にも、ステップ台に、うんてい
手先を使う遊具などもあります。
グルグル回したり
横に移動させたり
『せいよジオ-SANPOH！』には、たくさんの遊びが詰まっていて
一周するだけでも、冒険しているかのような気分になれる、そんな遊具でした。
ターザンロープ
こちらは、『ターザンロープ』
公園によくある『ターザンロープ』ですが、ここのはロープの下に円盤が付いているのがイイ！
これだと、円盤に乗って進んでいくことができます。
ロープの下部分を巻き付けて、くぐっているだけの『ターザンロープ』が公園によくありますが、
幼児のことを考えると、こういった円盤が付いている『ターザンロープ』の方が、断然に乗りやすい。
こちらも大人気で、子どもたちの行列が出来ていました。
ミノムシハウス
続いては、『ミノムシハウス』
こちらは、遊具というよりも
中へ入って、狭い空間を楽しむといった雰囲気。
中には、何かがあるという訳でもなく
ネーミングのごとく、”ミノムシ”になった気分でちじこまってみます。
遠目で見ると『ミノムシハウス』は、えんぴつの形にも見えますね。
小さくてカワイイお家なのでした。
ゴンドラ
続いては、『コンドラ』
公園では、あまり余り見かけない珍しい遊具。
宙吊りになっている”ゴンドラ”に乗り、ロープを伝い（ロープを握って移動する）という乗り物。
息子も乗りましたが、コレが中々前へ進まない。
なので、実際は後ろから大人が押して進ませていました。（汗）
四連ブランコ
こちらは、公園ではお馴染みの『四連ブランコ』
左側は、ブランコに赤色の椅子が付いているので
小さなお子さんでも落ちることなく、安全の乗せることができます。
普段よく乗っているブランコですが、木製でできた新しいブランコだとテンションも上がりますね。
パネルあそび・赤色の滑り台
続いてこちらは、幼児向けの『パネルあそび』
カラフルな色合いで触りたくなる遊具
手先の運動になります。
そして、芝生に置かれた、赤色の物体
これは何かと言うと、とっても小さな可愛い滑り台。
二連ブランコ
そして、小高い丘の上にあるのは『二連ブランコ』
何だか、お話に出てきそうな感じ
ブランコは見た目、下にあったブランコと同じように見えますが、対象年齢は6才まで
下のブランコとの違いは、ブランコの規格
こちらのブランコは、高さが低く・幅が狭い仕様になっています。
そして、高い位置にあるブランコなので、揺れると遠くまで飛んでいきそうな感覚になるのか？
息子は、怖がって直ぐに降りてしまいました。
こちらの小高い丘からは、下に広がる公園を見渡すことができ
そして、山沿いを走る電車をときどき眺めることもできます。
ユニバーサルゾーン
そして最後は、『ユニバーサルゾーン』
丸っこい、白色のかわいいブランコ
こちらも、ミノムシのように小さくなって乗り込みます。
ゆらゆらと揺られて、楽しそう。
隣には、スプリング遊具も
小さなお子さんも楽しめそうなスペースでした。
西予ちぬやパーク 公園利用上の注意
・6才までのお子様には、必ず大人が付き添って下さい。
・公園内のバーベキュー、花火、喫煙は禁止です。
・公園内での球技や、スケートボード等の乗り物遊びは禁止です。
・公園内はペット同伴の利用は禁止です。（盲導犬、介護犬等は除く）
・公園内はみんなのものです。マナーを守り、園内の美化にご協力ください。ゴミは必ずお持ち帰りください。
・公園内での盗難、負傷、その他の事故について、一切の責任を負いませんので、十分注意してご利用ください。
みんなで、注意点やマナーを守り、楽しく遊びましょう！
西予ちぬやパーク 熱中症対策のミストシャワー
小高い丘の前にあったのは、熱中症対策のミストシャワー
コレが、ありがたかった！
9月とは言え、この日は猛暑日
ボタンを押すと、冷たい霧のようなミストが出てきます。
ミストシャワーを浴び、頭や体をクールダウンさせながら
また、遊ぶことができます。
猛暑日のミストシャワー最高です。
西予ちぬやパーク 手洗い場・足洗い場
ミストシャワーの隣には、手洗い場
そして、ミストシャワーの奥には足洗い場もあります。
芝生なので、裸足で遊ぶ想定もされているのでしょう。
夏にサンダルで遊ぶと、足が汚れたりもしますから、足洗い場があって助かりますね。
西予ちぬやパーク 休憩所・東屋
園内には、屋根の付いた大きな東屋（休憩所）が2つあり、結構広いスペース
こちらでは、たくさんの方が休憩されていました。
直射日光さえ避ければ、よく風が通る場所なので、
日陰のこの休憩所の下にいる間は、割と涼しく過ごすことができました。
お昼頃には、ここでお弁当をいただくのもいいですね。
西予ちぬやパーク トイレ
そして、お出かけの際に気になるトイレ
男性用・女性用・中央には多目的トイレの設置があります。
多目的トイレの中には、オムツ交換台の他に、小さな子ども用のトイレも
小さなお子さんは、使いやすくてイイですね。
そして、女性用トレイの個室は、2つ
出来たばかりで清潔感があり、公園のすぐ前にあるので利用のしやすいトイレです。
西予ちぬやパーク 西予市子育て応援自動販売機
トイレの隣には、黄緑色のラッピングが目立つ「西予市子育て応援自動販売機」があります。
この自動販売機の売上金の一部は、西予市の子育て応援事業に生かされるのだそう。
こうやって売上金の使い道を明記してくれるのも、イイですね。
西予ちぬやパークの隣にある「道の駅 どんぶり館」
そして、「西予ちぬやパーク」の隣には、「道の駅 どんぶり館」もあります。
手作りジェラートや
地元で採れた、新鮮なお野菜や果物
美味しそうな、お弁当やお惣菜に
よもぎ餅などの和菓子
冷蔵庫には、チーズケーキや、プリンなどのスイーツ
そして、パンの種類もたくさん。
こちらで、お昼ご飯を買って、公園でいただくのも良さそうです。
そして、この日は暑かったので、かき氷をいただいて帰りました。
（肝心な写真は、撮り忘れてしまいました… ハワイアンブルー @300円）
西予ちぬやパークの名称は、ネーミングライツ契約
2023/9/3に開園したばかりの「西予ちぬやパーク(＝西予児童公園)」ですが
なぜ、「西予ちぬやパーク」という名称なのでしょうか？
ちょっと気になりますよね。
実は、コロッケなど冷凍食品でお馴染みの「株式会社 味のちぬや」が、西予市の『子育て支援』に賛同され応援するという形で
西予市と10年間でネーミングライツ（施設命名権）スポンサー契約をされました。
それで、西予児童公園は通称「西予ちぬやパーク」に決まったという訳ですね。
また、例えば愛媛県の施設の場合だと、愛媛県とニンジニアネットワーク株式会社との間で締結している
「愛媛県総合運動公園陸上競技場」のネーミングライツ契約が有名ですよね。
「愛媛県総合運動公園陸上競技場」は、「ニンジニアスタジアム」という名称で、親しまれています。（平成31年3月から平成36年2月末までの5年間の契約更新をされています）
施設を運営・維持していくためにはかなりの経費がかかりますから、
企業にスポンサーになってもらい、自治体の負担を減らし、われわれ市民は、無料で施設を利用させてもらえるという
ネーミングライツ契約は、正にwin-win-winの仕組みですね。
まとめ｜西予ちぬやパーク
「西予ちぬやパーク」は、開園したばかりの公園ということで、
元気な子供たちとその家族で、とても賑わっていました。
そんなに大きな公園ではありませんが、メインとなる大型遊具を含め７つの木製遊具と
ユニバーサルゾーン、芝生広場があり、子どもたちは楽しんで遊ぶことができます。
また、山に囲まれた環境のため、公園内にはよく風が通り
猛暑日でしたが、日陰では快適に過ごすこともできました。
みなさんも「西予ちぬやパーク」へ
遊びに行かれては、いかがでしょうか。
そして隣には、「道の駅 どんぶり館」もありますので、
地元で作られた新鮮なお野菜や特産品、お菓子などの買い物を楽しむこともできますよ。
西予ちぬやパークの基本情報
所在地：愛媛県西予市宇和町稲生157 (道の駅 どんぶり館の横)
MAP
電話：0894-62-6551 （西予市福祉事務所・子育て支援課）
駐車場：あり（無料）
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