育休を延長するかどうか悩みますよね。

もうすぐ子どもが1歳、職場に復帰しないといけなくて…
育休の一年間って本当にあっという間、会社へも連絡しないといけません。

本音を言えば、もっと子どものそばに居たい…
分かります!
育休を延長するかどうか、私もかなり悩みました。
職場や友人に育休を延長した方がおらず、ネットで検索しては悩みの繰り返し…
そんな私が悩んだ挙句、 子どもが3歳になるまで育休を延長した話をこれから書いていきます。
少しでも悩まれている方のお役に立てると嬉しいです。
どうぞ、ご覧ください。
育休の延長期間と条件について
いつまで延長できるの?
最長で子どもが2歳になるまで延長でき、育児休業給付金も2歳まで延長することができます。
(法定最低基準)
※育児休業中の社会保険料は最長で子どもが3歳になるまで免除されます。
育休を延長することが出来る条件
①保育所などへの入園を希望し申込みを行っているが、子どもが1歳に達しても入園できない場合
②子どもが1歳に達する日後、養育を行う予定であった配偶者が死亡、病気、離婚、出産などにより養育ができなくなった場合
育休は、まず1歳6ヶ月まで延長し、それでも足りない場合に(再び保育園等に入所できない場合など)
2歳まで延長するという、二段階での流れになります。
※一度で2歳まで延長というのは出来ません。
私が育休を延長をした理由
【1歳6ヵ月までの延長】コロナ渦で登園自粛要請が出た
一年で職場へ復帰する予定で保活し、希望する園から入園許可証もいただいていましたが
ある日『家庭保育協力のお願い』が市から通達されました。
(ちょうどコロナによる緊急事態宣言が出されていた頃です)
要は『家庭で保育出来る方は、保育園に預けず家庭で見てくださいね』というもので
悩んだ挙句、
保育園の入園を辞退し家庭で保育するという選択をしました。
この場合、自己都合ではなく市の要請に応じるという形となり
引き続き、育児休業給付金(管轄は厚労省)も頂けることになりました。
※『家庭保育協力のお願い』については、個々に通達があった訳ではなかったので、何とか情報を集め(育休を延長するか悩んでいた時期でもあったので)、特別な対応があるというコトを知り判断しました。
【2歳までの延長】保育所への入園を希望したが落選した
私の住んでいる地域では、保育所への入園希望の書類には5か所まで記載することが出来ましたが、
実際に保育園へ見学に行き、自宅からの通いやすさや、園や先生方の雰囲気など
夫婦で納得した4か所の園を記載し応募したところ、落選という結果になりました。
※あと1か所、希望する園を書くことはできましたが妥協してまでは預けたくないと判断し、記載しませんでした。
【2歳半、3歳までの延長】療育へ通うことになった
1歳半検診で息子の発語の遅れが見られ、紹介された発達支援事業所へ通うことになりました。
本当に悩みましたが、息子の発達に寄り添うという選択をし育休の延長を申し出ました。
※私は民間の会社で働いていますので、この期間の1年間育児休業給付金の支給はありませんでした。
※この期間の育休延長については、会社によって難しい場合もあるかもしれません。
※3歳になった今、お蔭さまで息子の発達の遅れは無くなりました。
育休の延長による会社側の費用負担は?

育休を延長して、これ以上職場へ迷惑をかけるのが不安で…
その気持ち分かります、会社側に負担があると気を使いますよね!
そのあたり見ていきましょう。
育休中の会社費用負担(社会保険料)は、どうなってるの?
育休中は、労働者負担分だけでなく、会社負担分の社会保険料も免除されます。
事業主を通じて、育児休業等取得者申出書を日本年金機構に提出すれば金銭的な会社の負担はありません。
(要は、育休を延長している方だけでなく会社側も社会保険料は支払わなくてOKということです)
※育児休業中の社会保険料は最長で子どもが3歳になるまで免除されます。
(上でも記載しましたが、大事な部分なのでもう一度)
育休取得は、会社にとってメリットになる場合もある
育休中に、自分が担当していた業務を「同僚に振り分ける」
または、「新しい方に穴埋めをしてもらう」という部分が一番悩ましいところですが、
こちらについては、中小企業両立支援等助成金を利用すれば、会社側も助成金がもらえるというメリットもあります。
◎厚生労働省HPより 2023年度 両立支援等助成金のご案内
保育園わざと落ちる?育休延長はズルい?
預ける園は、どこでも良い訳ではありませんよね?
自分たちが納得した園でないと、安心して一日子どもを預けることは出来ません。
育休を延長する場合に、ズルいって思われたらどうしよう?と周りの目が気になるかもしれませんが、
大切な子どもを守れるのは親です。
条件さえクリアすれば、育休の延長はズルくありません。
しっかりと考え、育休を延長をしましょう。
会社、上司への連絡と相談は?
育休を延長することが決まれば、会社への連絡は早めに行いましょう。
私の場合は、先ず直属の上司へメールし、そして直接電話でお願いしました。
2.育休を延長したい理由や期間を伝える
会社や上司への連絡は緊張すると思いますが、ここは素直に伝えることが大事です。
私の場合は、上司の了解がとれたあと人事や業務を担当してくれる同僚へ報告し、気持ちばかりですが、お菓子や飲み物などの差し入れを送りました。
まとめ|子どもとのかけがえのない時間を大切に
・育休延長の申請は、子どもが1歳の誕生日を迎える2週間前までに行う
・育休延長のお願いは、決まれば早めに会社や上司へ連絡する
私も、たくさん悩みましたが
延長すると決めたら、まずはお願いしてみる
”ダメだったらその時にまた考えればいい”
と、思って行動しました。
結果的に、育休を延長し、子どもと一緒にかけがえのない時間を過ごすことができ
本当に良かったと思っています。
そして、会社へも本当に感謝しています。
もし、あなたが悩んでいるのなら
後悔しないように、ちょっとだけ勇気を出して行動してみてください。

上手くいくことを、心から願っています!
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。